前日ついに新たな相棒が来ました。
それを聞きつけた兄は意気揚々と朝早く畑に到着してブイブイいわせる流れでした。そんな矢先のことでした。僕は朝目覚めたのは兄のモーニングコール。
ロータリーが動かなくて刃が回らないんだけど、これってそういう仕様なの?
( ,,`・ω・´)ンンン?そんなはずはない。
昨日は動いていた。嫌な予感を感じながら準備を進めていました。準備の最中、昨日ヤンマーの担当者さんが言っていたセリフを思い出しました。
これでしばらくはトラブルなしですね!
完全にフラグが立っていました。
朝一番からご機嫌斜めのヤンマー耕運機ちゃん。そんなこんなで畑について機械を確認してみると….。
ほんとに動かないやんけ….( ゚Д゚)
早速ヤンマーさんに電話。10時半ごろに向かいます~。とのこと。
しょうがないのでバーディちゃんを動かすことに。
!?
リコイルスターター(チェンソーとかで引っ張ってエンジンをかけるあれです。)を回そうと引っ張るとありえないところからガソリンが溢れ出してきた!( ;∀;)
ぎゃあああああ
終わった。これもおしゃかか。
今日も空は青い。
ヤンマーさんが来るまでなにしようかしら。兄貴は朝楽しみにきて、動かなくてヤンマーさん来たら帰るというひどく寂しい結末を迎えてしまいました。(笑)
そうだ。階段でも作ろう。
天の声が聞こえました。そうです。僕たちが使っている畑は棚田になっているのでそれぞれに段差があって移動が結構めんどくさいんです。なので斜面を掘って階段に少しでもなればだいぶ違うのです。
ということで階段作りです。とはいっても石とか草とか刈ってたらヤンマーさん来ました。
機械を見てもらうことに…..
あ~。たぶん安全装置が悪さして、バネがちゃんと動いてないですね。
僕たちが買った新品の子は安全装置がついているそうで、ギアを入れないとロータリーは回りません。過去には整備の際に安全装置ついてない状態で誤った始動をしてしまって片足がロータリーに巻き込まれて片足ずたずたになった人がいたそうです……….。なので納品前に必ず安全装置が付けられるようです。
神よ。ありがとう。私たちがけがをしないように改めて教えてくれたんですね(゜-゜)
30分も調整すれば元通り、万全の状態に戻りました。ヽ(^。^)ノバンザーイ
さて、問題はバーディちゃんです。
なぜわけわからんところからガソリンが溢れてきたのか?
答えは意外とよくあるとのことでした。
これ、オーバーフローって現象です。
ほえ?
キャブレーターの中とかにゴミがたまったりすると、流れてきたガソリンの逃げ場がなくなってエアクリーナーの中にたまってしまうんです。エアクリーナーにガソリンが来ることはないのでその時点でオーバーフロー確定です。
ほえ?ほえ?
バラしながら説明しますねw
よろしお願いしまーす!
ということでばらすことになり、色々見せてもらいました。
画像のところに燃料が流れてくるのですが、この中ではガソリンが流れ込んできてあーだこーだしてくれて適切な空気量と燃料量に調整してくれているみたいです。(細かい仕組みについては勉強中なので勘弁をw)
この小さな部品の中には燃料が必要以上に流れ込んでこないようにフロートという浮きみたいなやつと燃料が流れ込んでくる場所をふさいでくれるニードルバルブがあるみたいで、小さな汚れなどが付着するときちんと栓の役割を果たせずに燃料が漏れ出る原因になるようです。特に古い機種になると、燃料タンクの中が錆びてくずがボロボロ取れて流れるようになってしまうのでオーバーフローが起きやすいらしい( ゚Д゚)
とっても勉強になります
今回はここを綺麗に掃除し、エンジンオイルにもガソリンが混じってシャバシャバになっていたので交換しました。そして動きました(*´з`)アーヨカッタ。コワレタカトオモッタ
こういったハプニングは焦るけど、落ち着いて対処できれば後々の自信に繋がるので大切にしていかないといけない瞬間ですね!空き時間で作業した階段作りを最後にこの記事を締めたいと思います!
では!!